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NY不動産物語22. 最高のシチュエーション

家を売り出して1週間も経たないのに2組からオファーがきて、更にまた2組、2度目のオープンハウスでフォームを持って帰った人達からもオファーが来るかもしれない。そう考えるとはっきり言って浮かれポンチ状態だったけど、まだ喜ぶのは早い!

なぜ浮かれポンチになるかというと、この状況はまさに私たちみたいに家を売る側としては最高のシチュエーションなのだ。どういう事かというと、"Bidding War" と言ってバイヤー達の間でオークションのような展開になり、それによって家の値段も上がる可能性があるから。

さて、肝心のオファー。結局は2組のオファーの間でBidding Warになり、最初にオファーを出された段階で

月曜の12時までにあなた達が出せるベスト(最高金額)のオファーを再提出してください。」とエージェントはバイヤー達にそれぞれ伝えた。この状態、私たち売り手にとっては最高なシチュエーションだけどバイヤー達はここで逃げてしまう事も十分ある。でもエージェントは

「僕の長年の経験上、こういった場合だいたい1組は必ず売り手が出している値段で入札すると思う。勿論それは保証できないけどね。」と教えてくれた。

そして待ちに待った月曜の12時、すぐエージェントから結果を教えてもらった。

カップルAとカップルB、最初に入札してきた金額はカップルBの方が若干値段が高かった。しかし最終的にはカップルAの方が高い値段で入札を申し出て、しかも私たちが出してる値段よりも極わずかだけれど高い値段で買う、と言って来たので私たちは迷わずにカップルAの申し出を落札する事にした。

でもここでまだ安心してはいけない。

つづく。

by ayanewyork | 2012-02-14 00:00 | NY&Brooklyn

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