NY不動産物語6. ついに見つかった?

色んな物件をああでもない、こうでもない、と25軒ほど見たところで、

おっと!これはいいかも?!

という家がついに現れた。

敷地は私たちが欲しがっている以上に広く、ベッドルームは5つ、車庫は家についていて、お庭はなんと2エーカー(約2,500坪)。昔住んでいた人が馬を3頭飼っていたらしく馬小屋までお庭にあったりなんかして。

Jesseなんか「馬小屋は鶏小屋に改築して、鶏をたくさん飼って産みたての卵を毎日朝ご飯に食べよう!」なんて想像だけが膨らむ、膨らむ。

ただし、この家も私たちの夢の家では決してなく、問題点もいくつかあってまず最初の問題点はというと、Short Sale = 任意売却 の物件であるという点。

任意売却とは簡単にどういう事かというと、債務者(家の持ち主)が住宅ローンを払えなくなり、ローンを貸している債権者(銀行などローンを提供している機関)に所有権がある状態。ちょっと前までアメリカでは頭金ゼロで100%ローンを提供する、なんて事を金融機関がしてたからこうやってローンが焦げ付いてしまった不動産物件はゴロゴロあるのよね。

そしてこういった任意売却の家は債務者が借りているローンの金額より低い値段で売りに出るというのがパターンで(債権者側としては、早く売り払って手放したいから)例えば普通なら1億円で売られるような物件でも7千万円で売られたりするのだ。だから私たちの予算では考えられないほどの敷地+大きな家というわけね。

ここまで書くと、なんだか美味しい物件のようで、そんな物件だけを探せば良いじゃん?となりそうだけどデメリットも沢山ある。まずは、銀行などの機関を相手に清算するので、手続きなどにものすご〜い時間がかかるという点。

そして、私たちのように家を持ってる人間がその物件を入札するとなると、まず自分の家を先に売って、『契約交渉中』という状態にならないと入札はできない。


という事は、他の人に先越されて入札されてしまう前に、まず私たちの家をすぐに売らないといけない!

つづく。
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by ayanewyork | 2012-01-29 00:00 | NY&Brooklyn

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