廃る日本への処方箋。

つい最近、
「GDPで中国に抜かれたり、原発建設で韓国に競り負けるなど、日本の存在感の低下が指摘されてますが、日本に欠けるものは何だと思いますか。」
という質問をされた。

そんな質問に、あれが欠けてる、これも欠けてる、と色んな答えが一気に思い浮かんだのだけど、私は簡単にこう答えた。

「日本には柔軟性が欠けている。今、IT等の発達が著しい中、日本のビジネスのやり方は昔からのしきたりなどに拘りすぎ、新しいシステムや環境の変化に順応する余裕がないように思われる。また、保守的になりすぎず、ある程度のリスクもとっていかねば現在の世界における競争には勝てないと思う。」と答えた。

私がここで使った『しきたり』という言葉は、どういう事を具体的に言いたかったかというと、年功序列とか男尊女卑とか色んな意味が含まれるのだけど、そんな事を書き出したら、シンプルな質問にも原稿用紙1枚では足りないような答えになってしまうので、単にしきたりという言葉を使ったのだけど。。。

そんな質問に答えた後、とっても共感できる記事を見つけた。
私の好きなWall Street Journalの日本版の記事で私が会社勤めをしていた
時からずっと感じていた事を非常にうまい言葉にして
まとめてくれたような記事で、上の質問に対する私の答えとも
かぶってると思う。

記事の中の

過労死するほどの長時間労働をもってしても、もはや男性だけで日本経済を回せる時代は終わった。低賃金労働と豊富なマンパワーで猛追してくる新興国の挑戦をかわし、イノベーション力でグローバリゼーション時代を勝ち残るには、ダイバシティ(多様性)が決め手である。

という部分に私は最も共感できたのだけど、これはあくまでも
日本を客観的にみた記事であり、実際に日本における
日系企業で朝から晩まで残業して働く人々は、
どういう信念を抱きながら仕事をしているのだろうか?
大昔に植えられた大木は根が深く底まで生えてなかなか
抜けないのと同じで、男尊女卑、年功序列などの
昔からのしきたりは、日本のビジネスにおけて今でも根強く
健在し、今後も変わらない気がしてならない。









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by ayanewyork | 2011-11-13 02:23 | ひとりごと&未分類

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